スポンサーサイト

--.--.-- --:--  スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| - | - | ↑ページトップ |

題詠100(2007年)

2008.10.30 08:26  まとめ

始まりは勇気、勇気だポジティヴな言葉いっぱい吸い込んでいけ

雨だって晴れだって雪だって虹だって結局空を眺めてるんだ

屋根に生える草のしたたかさが好きだ 花が咲いたら言うことなしだ

生きるって感じがするね 四限のベルが鳴ったらパン買いに行こ

初対面だから言うけどしあわせな家庭を築いていってください

使い捨てカメラを持っていったから二十四枚笑って撮った

ヘンガオになったあたしがスプーンのまるいところでやさしくわらう

男の子にはなれないの 花の咲く庭にスイカの種を落とした

献血の車も来るし週末はせめて誰かにやさしくしよう

日光をつかまえようとしてみたり つかまえたって握ってみたり



10階と11階のすきまからアドバルーンで脱出劇を

先生ももう気づいてる 本当は赤いチョークは目立たないんだ

空色のスポーツカーでどこまでも行けないけれど窓を開けるよ

もう平気 たとえば夜のコンビニで「温めますか」とほほえまれても

朝やけの赤 夕やけの赤 そしてずっと一緒にいたい人たち 

吹奏楽部の部室ではサボテンがかわいい花を咲かせています

玉ねぎとおんなじ辛味成分が地球にあって泣かされている

グランドもボールも君も溶けなくて そんな程度の酸性雨です

「明日」って言葉が似合う 男の子たちの全力疾走と風

心臓のメトロノームが狂っててあなたとうまく踊れないんだ



おまえたち二匹で飛んでいったのは競争だから? 恋してたから?

夢で 神様の教科書のぞいたらちゃんとあたしの記号があった

誰かって言いつつ実は彼のこと思い浮かべてたってのナシね

「まだ全部みせられないの」青空に雲がバランスよく散らばった

運命を変えたいなんて言ったからピアスの穴が化膿しちゃった

あたしたち宝の地図じゃない地図を持って知らない街へ行くのよ

給食のパンじゃないのよ 気付いてるなら引き出しに入れとかないで

人間が飛ばないようにカーテンを作ってるのさとカーテン職人

天国になるはずだった雲なのに 千切れてしまう千切れてしまう

目をあわせこっそり笑う いたずらをふふふふふって半分したの



いつまでものっぺらぼうの雪だるまみたい なんにも言えなかったよ

白鳥が飛来しましたなんていうニュースばかりが続いたらいい

今日ぼうしかぶってきたの だから君、太陽みたく笑っていいよ

目配せでうなずきあえる距離が好き 見えないものを信じたくなる

ピカチュウがライチュウになる勢いで昭和も進化したんだ、でしょう?

湯かげんを問う口ぶりで話す君に意地を張るのもバカらしくなる

片思いしている人が多すぎて中学校が傾きそうだ

穴があることは分かっていたけれど落ちてしまったマリオなあたし

理想郷あたりで次は会いましょう 羽衣脱いでサービスします

Bボタン押しっぱなしで走らせることにたいして意味はないけど



大人だもん 明日に支障がない様にほどほどにするビールも恋も

ちっぽけな魚のドリー 住んでいる海が青いと知らなかったの

秋がきて中央線もセンチです 停車する度ためいきシュプー

人生はワンツーパンチ 水前寺清子が鬱になったとしても

嬉しくて君のほうまで飛んでったトマトソースを叱らないでね

階段を一段飛ばし 会うならば元気よくって決めているから

なんつーか恋のセリフに下書きを書いてる時点で没だと思う

このまんま首が絞まればしあわせと思えるだろう ちくちく毛糸

本棚に新約聖書はあるけれど人の救いかたは知らない

さらわれたい ふいに思ってしまうのは仮面ライダーごっこのせいだ



膨らんだおなかをなぜて「神秘だね」「宇宙だね」ってささやきあった

例えばね、あこがれていたあたしごとあこがれられていたんだそうです

するかもと思って磨きをかけたので爪の先まで桜色なの

雨の日の電車のにおい あたしたち水そうに住む魚みたいね

苦労せず大きくなったっぽいあたしっぽい笑顔で戦ってみる

さりげなく君のタオルを持ち帰り洗えないままどっかに行った

天井の模様が時に空気穴みたいに見える教室でした

午後五時に鐘が鳴っても他人事のような目をしてメールを打つの

ひらがなは小さめに書く 美しいバランスばかり覚えてしまう

目を閉じて、ひらいて、閉じて、わたしたち何回だってキスできるんだ



口論になるのもやだし黙るのもやだしほほえむのもむずかしい

こっそりと乾杯前に牛乳を飲んだ 今日はぜったい酔わない

浜辺には危険が多いと知りながら脱いでしまったビーチサンダル

白鍵と黒鍵だけのピアノでも困った音が出せるのですね

もしかして大阪出身かもしれない 彼は「愛してる」って言わない

切りにくいカボチャだろうな この中に君の子供が入ってたなら

共通の話題もなくて夕立の音やにおいに救われていた

杉だって松だっていい? 罪だって罰だっていい 風邪治してね

セーラー服かわいいじゃんって笑われた卒業写真ももうしまいこむ

神様も信じられないこの国でときどき君を信じてみたい



鉄棒の呪いだろうか グルグルと同じ所をまわってるのは

リモコンがきかないテレビとリモコンの間の人が邪魔すぎるので

想像や妄想ばかり肥大してこんなものかと思ってしまう

ちょっとだけ通じた英語 初恋の人と初めて話すみたいだ

100円のビニール傘が飛ぶ音と鳥が羽ばたく音はおんなじ

目と口はつながっている? あべこべのコトバにそわそわしているまぶた

ああ仕事終わった気持ちいい風だ 写真に残すことは出来まい

経験を生かす生かさず生かすとき生かしきれずにまたやっちゃった

3歳のときに覚えた高い高いつみきの塔をくずす快感

富士山が大好きなのね 自分では日本一になれないもんね



突然にろしゅちゅされても ん、ダメだ 露出されても噛んでしまうよ

サイレンが近づいてきて遠ざかる 大丈夫また他人事だった

ばあちゃんのかんおけに入れるじいちゃんの達筆な字の茶いろい封筒

退屈の魔物にさらわれないようにルビーの靴をはいて出かける

二人して一緒に鼻をすすったらそれはおそらく何かのきざし

例えれば尿路結石 あの人はあたしの中を出て行ったのだ

その昔カセットテープに吹き込んだ青春が今、廃盤になる

ときめきは暗がりに目が慣れるまで あなたの顔がよく見えるまで

左胸あたりにあったこころならもう取り出して食べちゃったわよ

くだらない質問その2のせいだろう ロケット花火にされてしまった



背の高いリアル魔人が来る前に生命保険に入るのがコツ

東京のホテルとホテルを指先でつないで星座をつくるれんしゅう

お祝いのケーキをくずさないように ただそれだけに集中してた

いつの日かちゃんと社会になじむよう方程式のおくすりを飲む

スカートの裏地でツルリすべったら世界が逆回転したみたい

ライオンの目をしたひとに倒されてあたしはしましま模様のゼブラ

どなたからお電話ですか待てないわ だって今夜はチキンラーメン

ベッドからすぐ落っこちる君のため腕に小さなバクを飼いたい

茶化されたい あたしの胸の小ささやO脚 少しくせっ毛の髪

HAPPYなENDじゃなくてオッケーよ 続くで終わる明日があるから


2007年によんだ100首。

まだ最近の気がする。
スポンサーサイト

| コメント(0) | トラックバック(0) | ↑ページトップ |

この記事へのコメント

コメントを書く


管理人にのみ表示

↑ページトップ

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

↑ページトップ

プロフィール

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

過去ログ

リンク

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。