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013:みなさまの「優」

2008.12.16 22:04  鑑賞

(ゆるゆると)蛇口ひねれば(思い出す)いつも(優しい)さびしい(あなた)   (こはく)

☆蛇口ひねれば、いつもさびしい。


結んでもすぐにほどける靴紐のように優しい 男の人は (水須ゆき子)

☆またほどけちゃった。

「優しい」といわれるための優しさが優しく僕の首を絞めます (岡本雅哉)

☆こう言われたら嬉しいだろうなあっていうことを言ってあげる。それって嘘かな。優しさかなあ。


優しさのふりをしたがる弱さには薄荷油塗つた包帯まくよ (村本希理子)

☆弱い、優しい、強い、厳しい。

【優しい】の意味を教えてあなたではないってこともいっそ教えて(わたつみいさな。)

☆おしえなーい。

「優しいね」なんて言葉をかけてみた ほんとは「あんた馬鹿ね」と思った (天野 寧)

☆あはは(笑)

みくちゃんに優しくしたら怒られた 何故か次郎が投げ飛ばされた (虫)

☆何故だ。

優しさを盗みたくなる人といて蛍光灯もつけずに泣いた (音波)

☆ぐすぐす。

ばあちゃんの風呂敷は別に地球への優しさとかは包まなかった (沼尻つた子)  

☆まんじゅうを包んだ。


ステキな歌をありがとうございました!



おまけ「優」の詩。↓


夕焼け


いつものことだが
電車は満員だった。
そして
いつものことだが
若者と娘が腰をおろし
としよりが立っていた。
うつむいていた娘が立って
としよりに席をゆずった。
そそくさととしよりが坐った。
礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。
娘は坐った。
別のとしよりが娘の前に
横あいから押されてきた。
娘はうつむいた。
しかし
又立って
席を
そのとしよりにゆずった。
としよりは次の駅で礼を言って降りた。
娘は坐った。
二度あることは と言う通り
別のとしよりが娘の前に
押し出された。
可哀想に
娘はうつむいて
そして今度は席を立たなかった。
次の駅も
次の駅も
下唇をキュッと噛んで
身体をこわばらせて――。
僕は電車を降りた。
固くなってうつむいて
娘はどこまで行ったろう。
やさしい心の持主は
いつでもどこでも
われにもあらず受難者となる。
何故って
やさしい心の持主は
他人のつらさを自分のつらさのように
感じるから。
やさしい心に責められながら
娘はどこまでゆけるだろう。
下唇を噛んで
つらい気持ちで
美しい夕焼けも見ないで。


(吉野弘)


吉野弘詩集 (ハルキ文庫)
吉野 弘
角川春樹事務所
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わたしは、基本的には席譲る派です。
まー、すんごく疲れているとか体調が悪かったりしたら譲らないかもしれないけど、
譲れる範囲で譲ります。
だって「よかったら」、ってことでしかないわけだしねー。
そんなことで偽善がどうこうって言われるとしたら、しょうがない……。

てゆうか席譲るのって別に全然恥ずかしいと思わないんだけど私は。
目の前に杖ついた人が立ってて、譲らないほうが恥ずかしいと思うんだけど普通に。

この詩は、実際見たことを記したのか、創作なのかは不明です。
なんか、死んでいく動物を見守るカメラマン的な視線だと思う……。
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