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023:みなさまの「用紙」

2009.01.10 21:21  鑑賞

出力の用紙サイズを間違えて真面目なままではみ出していく (はらっぱちひろ)

☆真面目なままではみ出していく……。

クラスにはいない名前が書かれてた投票用紙は無効になった (天国ななお)

☆ちゃんと書かないと。

A4のコピー用紙にびっしりと淋の字を書くようなどしゃぶり (丸山汰一)

☆ザアーッ。

「です」の下「でした」がうすく残ってた 祖母についての原稿用紙 (小椋庵月)

☆どんな文章書いたの?

再会を祝して乾杯したいけど手には検尿用紙コップ (蓮池尚秋)

☆変なところで再会したものです。

5歩先で君が待ってる冷えた手で抱きしめている出願用紙 (藤野唯)

☆会えなくなるの?

画用紙を切り散らかして子は眠るすさまじき魔法陣の内に(佐山みはる)

☆いい夢みてね。

才能は沈めたのです 取り寄せては破いた応募用紙の海に (宮田ふゆこ)

☆公募ガイドでも買いますか。



ステキな歌をありがとうございました!


おまけ「用紙」の詩↓


離婚届


おまえに黙って区役所にゆき
ぼくは離婚届の用紙をもらってきた
おまえが眠ってしまったあとで
うすっぺらのその紙に
ぼくは憶えてるだけのことを書きこんだ
七年前の二人の結婚式の日付も
あの日は底ぬけにいい天気で
ぼくたちは教会の芝生の上で写真をとった
それからぼくはその紙で紙ヒコーキを折った
うすいのでそれはちっとも飛ばなくて
眠っているおまえのお尻の上に墜落した
もういちどその紙をひろげ
ぼくは自分の几帳面なペン字をみつめた
それを丸めて便所に捨て
ぼくは眠った
おまえの隣で

(谷川俊太郎)


ことばよ花咲け―愛の詩集 (集英社文庫)
日本ペンクラブ 大岡 信
集英社
売り上げランキング: 465722



この本のサブタイトル「愛の詩集」なんですけど……(笑)
別に愛の詩ばかりが収められているわけではないなぁ。


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