スポンサーサイト

--.--.-- --:--  スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| - | - | ↑ページトップ |

028:みなさまの「供」

2009.01.17 20:22  鑑賞

街中に供給過多な親切があふれ落ちてる 靴に踏まれる (椎名時慈)

☆だって人に親切にしたいっていう気持ちは当たり前でしょう?

「ねえ、どうよ? 美味しいでしょう? 美味しいと、言え、言わないか!」 「はい」 自供する (天国ななお)
☆ほのぼのします。

子供でもわかるだろうって言う人の子供にだけはなりたくないや (丸山汰一)

☆子供は親を選べません。

望まれもしないのに供給してはひかり続けることを願った (花夢)

☆思いが届きますように。

あいつへの供養はてめぇが生きること 俺を殴った四十のオカマ (キヨム)

☆ドラマの一場面っぽいですね。

この胸に子供のようにうずくまる君は幾つの嘘をついたの (わたつみいさな。)

☆数え切れない。


ステキな歌をありがとうございました!



おまけ「供」の詩↓


遺伝

人家は地面にへたばつて
おほきな蜘蛛のやうに眠つてゐる。
さびしいまつ暗な自然の中で
動物は恐れにふるへ
なにかの夢魔におびやかされ
かなしく青ざめて吠えてゐます。
  のをあある とをあある やわあ

もろこしの葉は風に吹かれて
さわさわと闇に鳴つてる。
お聴き! しづかにして
道路の向うで吠えてゐる
あれは犬の遠吠だよ。
  のをあある とをあある やわあ

「犬は病んでゐるの? お母あさん。」
「いいえ子供
犬は飢ゑてゐるのです。」

遠くの空の微光の方から
ふるへる物象のかげの方から
犬はかれらの敵を眺めた
遺伝の 本能の ふるいふるい記憶のはてに
あはれな先祖のすがたをかんじた。

犬のこころは恐れに青ざめ
夜陰の道路にながく吠える。
  のをあある とをあある のをあある やわああ

「犬は病んでゐるの? お母あさん。」
「いいえ子供
犬は飢ゑてゐるのですよ。」


(萩原朔太郎)


萩原朔太郎詩集 (ハルキ文庫)
萩原 朔太郎 三木 卓
角川春樹事務所
売り上げランキング: 171705


「供」っていうか、「子供」の詩。
母親が、子供に「いいえ、子供」と応える変さ。
(ふつう○○ちゃん、とかでしょ?)
それが、この詩全体の不気味さにつながってると思います。

それにしても、「のおあある とおあある やわあ」(犬)
って、オノマトペがすごいですよね。
私は、犬は「わんわん」猫は「にゃあにゃあ」と、
小さい頃にそう教えられて、
それ以外にはあんまり聞こえにくくなってしまった。(でも外国は違うんだよね。)
自分の耳で聞こえることを、素直に表現することの楽しさを、朔太郎は教えてくれると思います。
おぎゃあ!
スポンサーサイト

| コメント(0) | トラックバック(0) | ↑ページトップ |

この記事へのコメント

コメントを書く


管理人にのみ表示

↑ページトップ

この記事へのトラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

↑ページトップ

プロフィール

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

過去ログ

リンク

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。